ケクレ構造数え上げのアルゴリズムを用いたASC及びConjugated Circuitの計算プログラムの開発 [Published online J. Comput. Chem. Jpn., 17, 92-101, by J-STAGE]

[Published online Journal of Computer Chemistry, Japan Vol.17, 92-101, by J-STAGE]
<Title:> ケクレ構造数え上げのアルゴリズムを用いたASC及びConjugated Circuitの計算プログラムの開発
<Author(s):> 森川 , 野村 泰志, 溝口 則幸
<Corresponding author E-Mill:> dmorikawa(at)shinshu-u.ac.jp
<Abstract:> 成田らのケクレ構造の数え上げアルゴリズムを改良する事によって,各種共役分子のalgebraic structure count (ASC)を求める計算プログラムを開発した.さらに,この計算はケクレ構造の重ね合わせを利用する事から,全てのconjugated circuitの数え上げも可能となった.これによりASCとconjugated circuitを一度に求める事が可能となった.また,ASCを決定できない非交互共役系についても議論を行った.
<Keywords:> Algebraic structure count, Kekul structure, Conjugated circuit, Sachs graph, Resonance energy
<URL:> https://www.jstage.jst.go.jp/article/jccj/17/2/17_2017-0036/_article/-char/ja/